外壁材の「ALCパネル」、どんな特徴があるの?

外壁材の1つである「ALCパネル」ですが、どんな特徴があるかご存じですか?

ALCパネルとは、軽量かつ強度がある素材でできています。基本的に鉄骨と組み合わせて使うためマンションやアパートに使用されていることが多いです。

特徴① 防音性に優れている

ALCには気泡が含まれているため防音性に優れていると言われています。ただそこに特化した素材ではないため、完全に音を遮断するわけではありません。

特徴② 防火性に優れている

セメントや珪石などが含まれているので、熱に強く燃えにくく、仮に燃えてしまっても火の回りは遅く、有害物質もほとんど発生しません。

特徴③ 耐久性が高い

熱や揺れに強く、耐久性が高いと言われています。定期的なメンテナンスをしっかり行えば30~50年は張り替えなどの外壁工事は必要ないでしょう。

ALCパネルは多くの特徴を持っていますが、注意点もあります。それは、防水性が低いということです。ALCパネルは吸収性が高いため水に弱い性質を持っています。防水対策をしっかり行えば、より一層耐久性は上がります。

お家がALCパネルでできている場合は、劣化状況を把握し、メンテナンスを怠らないようにしましょう。