今回は塗装工事の流れについてお話しようと思います。
～工事の流れ～
- 事あいさつ
近隣からのクレームによるトラブルを少しでも避けるために工事前に近隣に挨拶を行います。基本的に「工事期間」「工事中にご迷惑をお掛けする可能性について」などを伝えます。
②足場組立て・飛散防止ネット張り
塗装をする時は足場と飛散防止ネットは必ず必要です。足場は、職人が安全に丁寧に塗装するために組み立てます。飛散防止ネットは、近隣への塗料などの飛散を防止するために行います。ネットは台風など風が強い時は、足場に紐で結んで対応します。
③下地処理
高圧洗浄やケレン作業を行います。ひび割れ補修やシーリング工事がある場合はこのタイミングで行います。下地と塗料の密着性を高めるために必要な作業です。
④養生
窓や玄関など塗装を行わない箇所に養生テープや養生ビニールなどを使用して塗料の付着を防ぎます。
⑤下塗り
白やグレーなど明るめの色を使うことが多いです。上塗り塗料の色を邪魔しないので、綺麗な仕上がりになります。外壁材の種類によって下塗り材は変わります。
⑥中塗り・上塗り
基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料で行います。2回塗装することで、耐久性を高め、劣化のスピードを遅らせてくれます。
⑦検査・足場解体
塗装工事が終わったら、塗装のムラや塗装漏れがないかチェックを行います。問題がなければ、足場を解体します。足場解体は、半日から1日かかります。
⑧お引渡し
足場解体など全ての工程が終わったら、お引渡しができます。
これが基本的な塗装工事の流れです。トータルで約1週間～2週間ほどです。「この日までに塗装を終わらせておきたい」などあれば、早めに信頼できるお店を探して、塗装を行いましょう。
