下地処理の重要性について

外壁・屋根塗装をするにあたって、塗装の工程というものはとても重要です。

1つ間違えると、大きな失敗に繋がります。

今回は失敗しないための情報をお伝えします。

塗装の工程は大きく分けて、4つです。

まず、下地処理です。

これは工程の中で1番と言ってもいいほど重要な作業になります。

では、この下地処理とはどういったものなのでしょうか。

下地処理にはいくつか種類があります。

1つ目は高圧洗浄です。

外壁や屋根に付着している汚れ(埃やカビ、藻、チョーキングなど)をきれいに洗い落とすことができます。

2つ目は、ひび割れなどの補修工事です。

ひび割れをそのままにしておくと、雨漏れや錆びの原因になります。ひび割れ補修には主にシーリング材を使います。ひび割れの箇所にシーリング材を擦り込み、補修していく作業です。

3つ目はケレン作業です。

これは、主に錆びや木部の下地処理に使用します。ケレン作業とは、汚れや錆びを落とす効果のみと思われがちですが、もう1つ重要な役割があります。それは、塗料の密着性を上げるため、わざと表面に小さなキズをつけるということです。この作業をすることで、外壁や屋根の保護を長持ちさせます。

主にこの3つが重要な下地処理と言えるでしょう。

塗装をする際は、必ず下地処理をしっかり行うようにしましょう。