外壁の塗り替えを考えていると、「撥水性のある塗料」や「防水効果で雨漏り対策」などの言葉をよく目にします。なんとなく似ているようで、実は役割も効果も異なる「撥水」と「防水」。今回はこの2つの違いをわかりやすく解説します。
■「撥水」とは?
撥水とは、その名の通り「水をはじく」性能のこと。
雨が外壁に当たったとき、水滴がコロコロと転がるように流れ落ちる状態を指します。
塗料に撥水性があると、外壁の表面に水分が染み込む前に弾き飛ばすため、汚れがつきにくく、美観を保ちやすいというメリットがあります。
ただし、撥水はあくまでも“表面の水を弾く”だけなので、外壁自体のひび割れや劣化があると、そこから水が入り込む恐れがあります。
■「防水」とは?
防水は、「水を中に入れない」ための機能。
撥水と違って、建物の構造に水が一切浸入しないように、塗膜そのものがしっかりと水を遮断する働きを持っています。
特に、モルタル壁や屋上、バルコニーなど水がたまりやすい場所では、防水処理が非常に重要。防水塗料や防水工事は、建物の内部構造を雨や湿気から守り、劣化や雨漏りを防ぐ役割を果たします。
■まとめ:用途に合わせた使い分けが大切
性能 | 撥水 | 防水 |
---|---|---|
水への対応 | 水をはじく | 水を通さない |
適した場所 | 外壁の表面保護、美観保持 | 屋上・バルコニー・雨漏り対策 |
効果の範囲 | 表面のみ | 構造内部の保護まで |
撥水性のある塗料は、外壁の美しさをキープしやすく、軽度の保護には有効です。一方で、防水機能が必要な場所には、しっかりとした防水塗料や工事が不可欠。
建物の状態や立地条件に合わせて、適切に選ぶことで、長く快適に住まうための外壁メンテナンスにつながります。
ペイントホームズ成田店では、成田市,印西市,冨里市,佐倉市,四街道市,印旛郡,香取郡,山武郡にて、外壁塗装、屋根塗装、防水工事を承っております。
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