「最近よく聞く“ラジカル塗料”ってなに?」「他の塗料と何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。外壁塗装は大きな出費になるため、できるだけ長持ちして安心できる塗料を選びたいと考えるのは自然なことです。
そこで今回は、今や外壁塗装の定番となった「ラジカル塗料」について、解説していきます。まずはラジカル塗料とは何か、その基本から見ていきましょう。
1⃣ラジカル塗料とは?基本をわかりやすく解説
ラジカル塗料とは、「ラジカル制御型塗料」とも呼ばれる塗料のことです。名前だけ聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、簡単に言うと“外壁の劣化を防ぐ最新の塗料”です。
■ そもそも“ラジカル”って何?
「ラジカル」は、外壁に紫外線が当たることで発生する劣化因子(外壁を劣化させる小さな成分)のこと。
このラジカルが活発になると、塗膜がボロボロになったり、チョーキング(外壁に触ると白い粉がつく現象)が起きたりします。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ラジカル | 紫外線によって発生し、塗料を劣化させる成分 |
| チョーキング | 劣化によって塗料の顔料が粉状になる現象 |
■ ラジカル塗料のしくみ
ラジカル塗料は、このラジカルの発生を抑えたり、無害化したりする特殊な成分(高耐候酸化チタンなど)が含まれています。
そのおかげで、従来の塗料よりも長く美しい状態を保ちやすいのが大きな特長です。
■ 主なメリット
-
- 耐久性が高い(目安:12〜15年)
- コストパフォーマンスが良い
- 汚れにくく、チョーキングしにくい
- セラミックやシリコン系の良さを併せ持つ
価格帯はシリコン塗料と近いため、「どうせ塗るなら少しでも長持ちしてほしい」と考える方に選ばれやすくなっています。
2⃣なぜラジカル塗料が定番になったの?その理由を解説
以前は、外壁塗装といえば「シリコン塗料」が主流でした。しかし、今では多くの業者が「ラジカル塗料」をすすめるようになってきています。では、なぜここまで定番化したのでしょうか?
その理由は、性能のバランスが非常に優れているからです。
■ 定番化の理由①:コスパが非常に良い
ラジカル塗料の価格は、一般的に以下のような位置づけです。
| 塗料の種類 | 耐用年数(目安) | 単価(㎡あたり) | コスパ評価 |
|---|---|---|---|
| シリコン塗料 | 約8〜10年 | 普通 | ○(価格と耐久のバランス良) |
| ラジカル塗料 | 約12〜15年 | 普通〜やや高め | ◎(性能と価格のバランスが非常に良い) |
| フッ素塗料 | 約15〜20年 | 高い | △(高性能だが初期費用が高め) |
| 無機塗料 | 約15〜20年 | 非常に高い | ○(初期費用は高いが長期的には優秀) |
このように、価格はシリコンと同程度か少し高い程度ですが、耐久年数はワンランク上。つまり、「長くもってコストもほどほど」という、バランスの良さが評価されているのです。
■ 定番化の理由②:見た目の劣化が少ない
ラジカル塗料は、チョーキングが起きにくいという特徴があります。
「せっかく塗り替えたのに、すぐ粉が吹いてきた…」というのはよくあるお悩みですが、ラジカル塗料ならそれをグッと抑えられます。
また、紫外線による色あせも少ないので、美しい見た目を長く保てるという点も人気の理由です。
■ 定番化の理由③:対応できる素材が多い
もう一つのポイントは、いろいろな外壁材に対応しやすいことです。
モルタル・サイディング・ALCなど、一般住宅で使われている素材にはほとんど対応できるため、「うちには使えないかも…」と心配する必要がほとんどありません。
3⃣ラジカル塗料のデメリットはある?注意点を知っておこう
ここまで読むと、「ラジカル塗料って完璧なのでは?」と感じるかもしれませんね。
たしかにバランスの取れた優秀な塗料ですが、すべての人にとって完璧とは限りません。使用する前に知っておきたい注意点もあります。
■ デメリット①:製品によって品質に差がある
ラジカル塗料はまだ比較的新しい種類の塗料です。そのため、メーカーや商品によって成分や性能に違いがあることも。
例えば:
- 一部の安価な製品はラジカル制御成分が少ない
- 成分の比率によって、実際の耐久性に差が出る
こういった違いがあるため、「ラジカル塗料なら何でも安心」と思わず、信頼できるメーカーや商品を選ぶことが大切です。
■ デメリット②:シリコン塗料よりはやや価格が高いことも
ラジカル塗料の価格はシリコン塗料と近いですが、やや高めに設定されていることもあります。
そのため、「とにかく安く済ませたい」という方には向かない場合も。
| 塗料の種類 | 単価(㎡)の目安 | コメント |
|---|---|---|
| シリコン塗料 | 約2,200〜2,800円 | 安定していて安め |
| ラジカル塗料 | 約2,500〜3,200円 | やや高めだが高性能 |
ただし、長い目で見ると塗り替え回数が減るため、結果的に安く済む可能性もあります。
■ デメリット③:名前に惑わされやすい
「ラジカル塗料=最新で一番良い塗料」と思い込んでしまいがちですが、必ずしも“万能”というわけではありません。
お住まいの環境や立地、外壁材の種類によっては、他の塗料の方が向いている場合もあるため、業者との相談がとても大切です。
4⃣ラジカル塗料はこんな方におすすめ!向いているケースとは
ここまでラジカル塗料の特徴やメリット・デメリットを見てきました。では、どんな方にラジカル塗料が向いているのでしょうか?
以下のような方には、特におすすめできる塗料です。
■ 1. 長くきれいな外壁を保ちたい方
ラジカル塗料は、紫外線による劣化を抑える力に優れているため、見た目の美しさを長く保てます。
「せっかく塗るなら、できるだけ長くキレイな状態を維持したい」という方にぴったりです。
特にこんな方に◎:
-
- 人通りの多い道に面している家
- 外壁の色あせが気になっていた人
- 近所との見た目を気にする方
■ 2. 次の塗り替えまでの期間を延ばしたい方
従来の塗料に比べて耐用年数が12〜15年と長めなので、次の塗装までの期間を延ばせます。
「何度も工事したくない」という方におすすめです。
■ 3. コスパを重視したい方
ラジカル塗料は、価格と性能のバランスがとても良い塗料です。
フッ素塗料のように高額すぎず、シリコン塗料より性能が優れている——「ほどよい選択肢」として、多くの方から支持されています。
| 比較項目 | シリコン塗料 | ラジカル塗料 | フッ素塗料 |
|---|---|---|---|
| 耐久性 | 約8〜10年 | 約12〜15年 | 約15〜20年 |
| 価格 | 中 | 中〜やや高 | 高 |
| 総合満足度 | ○ | ◎ | ○〜◎ |
5⃣ラジカル塗料を選ぶときのポイントと注意点
「ラジカル塗料が良さそう」と感じた方も、選び方を間違えると期待通りの効果が得られないこともあります。
ここでは、失敗しないための選び方と、チェックしておきたいポイントをお伝えします。
■ ポイント①:信頼できるメーカーの塗料を選ぶ
ラジカル塗料は比較的新しい塗料のため、メーカーによって性能に差があることも事実です。
できるだけ、実績があり、住宅用として定評のあるメーカーの商品を選びましょう。
代表的なラジカル塗料メーカー例:
| メーカー名 | 商品名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日本ペイント | パーフェクトトップ | 初期からのラジカル塗料代表格 |
| 関西ペイント | アレスダイナミックTOP | 高耐候性とコスパの良さ |
| エスケー化研 | プレミアムシリコン | ラジカル制御+高意匠性 |
■ ポイント②:施工業者の知識と技術が大切
塗料そのものが良くても、施工の仕方によって仕上がりと耐久性が大きく変わります。
以下のような点をチェックしましょう:
- ラジカル塗料の施工実績があるか
- 使用する下塗り材との相性を理解しているか
- メーカー指定の施工方法を守っているか
「ただ塗るだけ」ではなく、正しい手順で丁寧に施工することが重要です。
■ ポイント③:価格だけで判断しない
ラジカル塗料は、価格と性能のバランスが売りですが、それでも施工業者によって価格に差があります。
極端に安すぎる場合は、下地処理の省略や粗悪な材料の使用など、見えない部分で手抜きされる可能性も。
見積もりの内訳や保証内容をきちんと確認し、納得できる業者を選びましょう。
6⃣他の塗料と比較してどうなの?ラジカル塗料との違いをチェック
ラジカル塗料の特徴がわかってきたところで、気になるのが他の人気塗料との違いですよね。
ここでは、「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」と比較しながら、ラジカル塗料がどんなポジションにあるのかを見ていきましょう。
■ 比較一覧表
| 比較項目 | シリコン塗料 | ラジカル塗料 | フッ素塗料 | 無機塗料 |
|---|---|---|---|---|
| 耐久性の目安 | 約10〜12年 | 約12〜15年 | 約15〜20年 | 約20〜25年 |
| 価格帯(㎡) | 中 | 中〜やや高 | 高め | 非常に高い |
| 汚れへの強さ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| チョーキング抑制 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 初期費用 | ○ | ○ | △(高い) | △(かなり高い) |
このように、ラジカル塗料は「価格を抑えながら、耐久性も確保したい方」には最適な中間タイプの塗料といえます。
7⃣まとめ:ラジカル塗料はコスパと耐久性のバランスが魅力
ラジカル塗料は、紫外線による劣化を防ぎ、長持ちする塗料として人気を集めています。
シリコン塗料より少し高いだけで、より高い耐久性と美観維持が期待できるのが大きな魅力です。
価格・性能・仕上がりのバランスが良いため、「迷ったらこれ」と言える安心の選択肢です。
ただし、塗料の種類や施工業者選びには注意が必要なので、信頼できる業者とじっくり相談して決めましょう。
ペイントホームズ成田店では、
成田市,印西市,冨里市,佐倉市,四街道市,印旛郡,香取郡,山武郡にて、外壁塗装、屋根塗装、防水工事を承っております。
お客様のニーズに合わせた最適なお塗り替えプランをご提案し、 安心してお任せいただけるよう努めています。
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