外壁塗装で重要な高圧洗浄の種類とその特徴

塗装をする前に必ず行う高圧洗浄についてお話しようと思います。高圧洗浄とは、外壁や屋根の汚れを洗い流して塗料と下地の密着性を高めるために行うものです。

高圧洗浄にはいくつか種類があります。

【通常(ストレート)噴射】

水圧110~150㎏で、外壁・屋根共に使用できますが、主に外壁に使われることが多いです。広範囲にまっすぐ噴射するのが特徴です。広範囲に洗浄できる代わりに水の飛散が多いのがデメリットです。

【トルネード噴射】

水圧110~200㎏で、基本的に屋根に使用します。先端が回転し、より強力な水圧で洗浄できます。通常噴射より水の飛散が少ないです。しかし、水圧が高いため操作を誤ってしまうと洗浄面や近くにあるものを傷つける可能性があるので扱いには注意が必要です。

【バイオ洗浄】

水圧110~200㎏で、外壁・屋根に使用できます。バイオ洗浄液を使用し、頑固な汚れを浮かせて洗浄します。高圧水だけでは落としきれない汚れを綺麗に落としてくれて、洗浄後も汚れにくくしてくれます。その分、単価が高いので、金額面を重視される方はおすすめできません。

このように高圧洗浄は種類があり、それぞれに特徴があります。外壁の汚れ具合や建物の形状などでおすすめする洗浄方法が変わります。ご自身で洗浄をされる方も中にはいらっしゃいますが、綺麗に汚れを落とすには専門の方にお願いするのが1番です。