屋根材でよく使用されているスレート屋根の特徴

最近多く使用されているスレート屋根。5mm前後の薄い板状のものをスレート屋根と言います。軽量で比較的安価な屋根材のため、非常に多くのお家で使われています。

スレート屋根のメリット

・金額が安い

・揺れに強い

・施工が比較的簡単

・デザイン性が高い

スレート屋根のデメリット

・防水性が低い

・ひび割れしやすい

スレート屋根には、「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類に分けられています。

「天然スレート」

粘板岩というものを薄く伸ばして加工したものを言います。耐久性に優れていて、天然ものなので色褪せしにくい特徴を持っています。しかし、天然だけあって、価格は高めです。

「化粧スレート」

人工的に作られたもので、人工スレートとも言われます。ほとんどのスレート屋根はこれでできています。化粧スレートの中にも種類があり、「平板スレート」「波型スレート」などがあります。その中で、「波板スレート」が最も多く、コロニアルやカラーベストと呼ぶこともあります。

スレート屋根には、たくさんの種類があり、金額や特徴もさまざまです。施工のしやすさで新築などによく使われていますが、塗装などのメンテナンスは必ず必要です。築10年以上経っている場合は一度専門業者に見てもらうようにしましょう。