雨樋とは、ほぼすべての建物についている雨水を溜めないように外に吐き出してくれるものです。
雨樋がなかったら起こる症状
①外壁の汚れ
屋根に降り注いだ雨が、屋根から直接地面に落ち、その跳ね返りの泥が混ざった水が外壁に付着してしまい、外壁を汚してしまいます。
②耐久性の低下
外壁に直接水が当たってしまうので低汚染性・防水性が低下します。そうなると、外壁を守っている塗膜が悪くなり、外壁の劣化に繋がってしまいます。
③騒音トラブル
雨樋がないと、屋根から零れ落ちる水が勢いよく地面にたたきつけられます。大雨の場合、その衝撃はとても大きいでしょう。地面に落ちた水の音で近隣とのトラブルが起こることもあります。
④雨漏りの高リスク
雨樋は水を下水に流してくれる効果を持っています。それをなくしてしまうと、水は行き場をなくし外壁に染み込んでいき、雨漏りの原因になってしまいます。
このように雨樋がないと、様々なデメリットが発生します。雨樋の重要性を再確認し、劣化症状が起きていないか確認しましょう。もしひび割れなどの劣化がある場合は早急に補修しましょう。