外壁や屋根塗装の保証の種類と注意点

外壁塗装や屋根塗装をしたら、基本的に保証がついてきます。保証には大きく2種類あり、「製品保証」と「工事保証」に分かれます。

「製品保証」

塗装工事で使用した塗料の保証になります。塗料自体が不良品だった場合に適用される保証です。これは、塗装業者が保証するわけではなく、塗料メーカーが保証します。また、塗料の保証なので、塗料代のみ保証対象で補修工事代は含みません。

「工事保証」

塗装工事で保証の期間内に施工不良が発見された場合に保証します。これは施工不良なので、塗装業者が保証するものになります。これは、補修工事が保証の対象です。

工事保証とはあくまで施工不良に対しての保証になります。

経年劣化や自然災害、人為的な破損などは保証の対象外ですので注意が必要です。

保証は基本的に保証期間内であれば、保証されます。しかし、期間内でも保証されないケースがあります。

①保証書を受け取っていない

基本的に1~10年で保証が付きます。その時に必ず保証書を発行します。業者によっては、保証書がないとたとえ施工不良だとしても保証されないケースがあります。保証書を貰ったら必ず無くさないように保管しましょう。また、「保証があります」と言われただけの場合は保証書を出してもらうようにしましょう。口約束のみでは、保証されない可能性が高いです。

②塗装業者の倒産

工事を請け負った会社が塗装業をやめてしまったり倒産してしまった場合、塗装会社自体がなくなるため保証してもらえません。万が一に備え、第三者機関の保険に入っておくといいかもしれません。