ダブルトーン工法の特徴と注意点について

外壁の塗装で「ダブルトーン工法」という施工方法を聞いたことがありますか?

ダブルトーン工法とは、凹凸のある外壁材(窯業系サイディングなど)に適している施工方法で、目地部分と外壁部分の色を分けて塗装することができます。立体感がでるので、レンガ調やタイル調のデザインを希望されている方におすすめです。

ダブルトーン工法は一般的な単色塗装とは工程が少し違います。基本は3工程(下塗り→中塗り→上塗り)ですが、ダブルトーン工法は、4工程もしくは5工程(下塗り→中塗り→上塗り2回→(場合によって)クリア塗装)になるため金額が高くなります。

ダブルトーンのほかに、ツートンカラーと言われるものもあります。名前が似ていますが、全く別ものになります。ツートンカラーは、色を2色使用しますが、上下で分けたり、ベランダ部分だけ色分けした塗り方をツートンカラーと言います。

ダブルトーン工法は色選びがとても重要になります。目地部分の色と外壁部分の色の組み合わせを少し変えるだけで印象は大きく変わります。お洒落なデザインにするためには担当者としっかり打ち合わせを行い、色見本や塗板を実際に外壁に合わせてみるといいかもしれません。